回文(かいぶん)とは、始めから(通常通り)読んだ場合と終わりから(通常と逆に)読んだ場合とで文字ないし音節の出現する順番が変わらず、なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列のことで、言葉遊びの一種である。英語では palindrome (パリンドローム)という。『ウィキペディア)より』
私は、NHK基礎英語3で英語の学習をしています。この講座は中学校3年生を対象としていますが、「受験英語」からまるで進歩がなかったので悪戦苦闘をしています。さび付いた脳の活性化には、多少寄与しているかもしれません。
さて、そのテキストの巻末に回文の英語バージョンと日本語バージョンがあります。本編の勉強よりも回文の方に興味がわいてきました。そこで、私が個人的に気に入っているものの英語版をベスト5までランク付けしてみました。
第1位……
Rise to vote ,sir(投票のために立ち上がってください)
選挙に行かず、その政治の悪さを嘆く人はまだしも、政治のことについて無関心な層が多いことは嘆かわしいですね。
第2位……
Too bad ,I hid a boot(残念、ブーツの片方は隠しちゃったぞ)
軍靴(ブーツ)の響きがする昨今ですが、今私たちすることは、軍拡ではなく軍縮です。軍靴は片方隠して、戦争しない国をめざしたいですね。
第3位……
Now, I see, referees I won! (さあわかったぞ、審判のみなさん、私の勝ちです!)
プロ野球を始め、昨今はスポーツの世界でもビデオ判定が多くなりました。意外に判定が覆ることが多いですね。審判も良い緊張感を持って判定をして欲しいものです。
第4位……
Do geese see God?(ガチョウは神を見るか?)
「ガチョウを料理する」という慣用句は、「希望や計画を台無しにする」との語意でヨーロッパでは口にされているそうです。為政者は庶民のささやかな希望を奪うことなかれ。
第5位……
Never odd or even (奇数でもなければ、偶数でもない)
そんな整数はあるのでしょうか?数学が大の苦手で、人からは「よく税理士をやっているね」といわれます。さて、0は奇数か偶数か、答えは偶数だそうです。その理由がすんなりと答えたれたら、税理士なんかはやっていません。
言葉遊びに興じる暇があったら、関係代名詞を理解したりや使えそうな「word」や「phrase」を覚えろという神の声が聞こえてきそうです。しかし、勉強は楽しくやれば良いのではないかと思います。